生きる意味

朦朧とした混濁した意識の中
とめどなく涙を流しながら
「これじゃ生きている意味がわからない」
そう あなたは言った

私はどう答えていいのか全くわからず
力の抜けたあなたの手を
ただただ無言で握り締めているしかなかった

そして あなたはこう言葉を続けた

「それでも自らの手で全てを終わりにしなかったのは
 あなたが全力で生きているのを目にしていたから」

何もかける言葉が出てこない
私の涙も止まらなくなった

握った手に力がこもる
「あなたに少しでもエネルギーを」
全力で 身体全体で祈り続ける

どうして あなたばかりが傷つかなければいけない？
どうして あなたばかりが苦しまなきゃいけない？
どうして どうして･･･

私の頭の中を グルグルと言葉が駆け巡る

ようやくの想いで闇を抜け出して
やっとの想いで光を見出して笑っていたのに
再び闇の中に突き落とされた苦しみは
私には想像すらできない

気持ちがわかるなどという
口にしたら安っぽくなるような言葉は
絶対にかけることができない

闇の中にずっと居た時の苦しみよりも
1度光を知ってしまった後の暗闇･･･
今現在が1番苦しいだろうことは容易に想像できる

今はなんとしても
私だけを頼ってくれているあなたを
何を犠牲にしても守りきらなくちゃ

繋いだ手を 絶対に離さないようにしたい

七夕

七夕の夜と満月の夜
重なるのは19年に1度

強く祈れば きっとその願いは叶う
それまでの自らの努力も報われる

綺麗な月夜に そんな願いを込めながら
私も心から祈る

誰かの為に祈りを捧げた時
見返りを求めなければ その祈りは返ってくる

そして 自分自身が
とても幸せな気持ちに満たされるんだ

あなたは 何を祈りましたか？

コンプレックス

コンプレックスを克服する術は
まず 自分自身が
自らを差別することをやめること

自身の障害に偏見を持つことをやめること

頭ではわかっているのだけど
実際は本当に難しくて

そんな時は つい

私の身体の傷跡にも 心の傷跡にも
酷い言葉を浴びせずに
受け入れてくれる人が現れれば良いのに

そんな風に考えてしまう

自分自身が受け入れられていないのにも関わらず

頭では理解していても 心が追いつかないのかな
深層心理で無意識に 他の人に引け目を感じてしまっているみたい

このことに関して 2度と酷い言葉を浴びせられることの無いように
どうしても心を閉ざして 逃げてしまう

「私と居ても 幸せにはなれないよ」

そんな言葉を呟きながら

そして再び孤独に落ちて もがき苦しむループに堕ちる

究極の構ってちゃんだ
それも自分で理解できてるんだ

どうやったら どうしたら 自分に自信が持てるんだろう

まだまだ 私は成長過程だ